駄菓子屋で買ったおもちゃ

僕等の子供時代は駄菓子屋があってこその子供時代である。小遣いもらえば必ずといっていいほど、駄菓子屋に直行したものだ。
駄菓子屋では飴や菓子類はもちろんだが、やっぱりクジ引いて商品をゲットするようなものを好んだ気がする。クジでしか手に入らないようなものは、友達にも自慢できたし、何よりも魅力的なものが多かった。しかし、一等や二等といったものは当たったためしがなかった。それでもやめられなかった。
高学年にもなると、野球バッヂシリーズやスーパーカー消しゴムといったものが流行ったので、夢中になってコレクションした。あとはちょっとばかり大金が入ると、やっぱりプラモデルを買った。もちろんスーパーカーのプラモデルである。あとはベーゴマなんかも一時流行った。あの当時は駄菓子屋は宝箱のような感覚だったのかもしれない。